最近SNSの界隈では、多くのコミュニティであまり歓迎されないタイプの人たちというのが定義されつつあります。
その中の大きな集団として位置付けられているのが「意識高い系」の人たちです。
というそれでは、この「意識高い系」とはどういう意味でしょうか。
また、「意識高い人」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「意識高い系」と「意識高い人」の違いを分かりやすく説明していきます。
「意識高い系」とは?
「意識高い系」とは、主にネット用語として定着しているもので、自分がいかに勝ち組であるかとか向上心を持って毎日生活しているかということを自慢げに吹聴するような人のことを指す言葉です。
元々は、集合や分類学などで使われていた「系」という言い方を「のような人たち」という定義として取り入れた「草食系」のような言い方から始まったと考えられます。
「意識高い人」とは?
「意識高い人」とは、まさに「意識が高い」という人のことであり、一般的には自分を高めるための努力をしていて、それが結果として現れている人というのがその意味になります。
「意識高い系」と「意識高い人」の違い
「意識高い系」と「意識高い人」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「意識が高い」という部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、偽物と思われるのが「意識高い系」であり、本物なのが「意識高い人」ということです。
つまり、「系」という言葉で括られる集合は、現在の見方では「そのことを目指しているが実力が伴っていない」ということを表すようになっています。
「意識高い系」の例文
・『意識高い系の人たちの特徴的な行動は、人の意見に左右されることです』
・『意識高い系と呼ばれている人たちは、自分たちがそう思われていることに気がついていません』
「意識高い人」の例文
・『「意識高い人」は、そのように言わなくても行動などを見ればわかります』
・『本当に「意識高い人」は、そのことを主張しないで静かに行動します』
まとめ
この記事では、「意識高い系」と「意識高い人」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。
