この記事では、「観点」と「切り口」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「観点」とは?
物事を見るとき、視野を広げて物事を考える立場を「観点」【かんてん】といいます。
主に、物事を考察するとき何に目を向ければ物事が起きた根拠となるか具体的に示せるのです。
他には環境について観察するときどこに焦点をしぼり、「観点」を立てればいいかを考えて述べます。
反対に、「観点が違う」というと、周囲の人と向く視点が異なる状態を指すわけです。
「切り口」とは?
角度を変えて、すでにあるものとは違うものを見る手法を「切り口」【きりくち】といいます。
違う斬新な新しい開始方法を提案するといった意味の言葉であり、「新しい切り口で仕事を評価する」といった使い方して、今までとはまた違ったやり方を取り入れるといった使い方が可能です。
また、職場では分析するため発想を転換していく場面でも使われています。
「観点」と「切り口」の違い
「観点」と「切り口」の違いを、分かりやすく解説します。
物事に目を向けたり、考察するときの立場を指すのが「観点」です。
「観点を1つに絞る」といえば色々な方向から見るのではなく、集中して一定の根拠から物事を見て考えます。
もう一方の「切り口」は物事を考えるとき、どういった視線の送り方すればいいかより効率良くできるよう新しい観点を考えるという意味で使う言葉です。
問題が起きたときはどうすれば効果的に解決できるか角度を右、左と変えます。
「観点」の例文
・『高校によって校則の観点は異なるので、事前に確かめたい』
・『意見が対立するなら観点が同じ人を集めるといい』
「切り口」の例文
・『何度やってもできないので、切り口を変えて試みた』
・『色々な切り口で相手に勝つ戦略を考えてから試合に挑む』
まとめ
物事を考えているとき行き詰まれば視点を変えると前進する場合があります。
どのような使い方すれば意味が伝わるか学習して、言葉をうまく使えるようにしてみましょう。
