この記事では、「礼儀」と「マナー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「礼儀」とは?
礼儀は、れいぎと読むべき言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、社会生活上で定まっている形式や人が行うべき道といった意味を持っている礼の漢字に、動作等において真似るべき手本とか、作法に従った行い等といった意味を有する儀の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ礼儀は、人間関係や社会生活上の秩序を維持するために人が守るべき行動様式を表すのです。
主に人と接する際に、正しいとされている態度を意味する言葉として使われています。
「マナー」とは?
マナーは、mannerとも表記される言葉です。
そもそも英語であるmannerをカタカナに変化させて、日本語化させたのがこのマナーの言葉となっています。
なのでマナーは、態度や礼儀作法といった意味を示すのです。
より具体的には、その場にとって相応しい行動様式という意味の言葉として用いられています。
「礼儀」と「マナー」の違い
礼儀とマナーの文字表記を比べてみると、漢字とカタカナであり、全然違う文字が使われている上に、読み方も似てはいません。
所が表現する意味には似ている部分があるので、使い分けを意識するとどちらを選択すべきかで迷う人も珍しくないです。
とはいえ指し示す意味合いには違いがあるので、そこを踏まえれば上手に使い分けが出来ます。
まず礼儀は、社会秩序や人間関係を維持するために相手に失礼がない様にするための行動様式を表すのです。
もう一方のマナーは、その場に相応しいとされる態度や行儀作法を示します。
まとめ
2つの言葉は使用している文字も読み方も、全然似ていない言葉同士です。
ですがどちらも取るべき正しい態度、といった意味であり、所有する意味合いは似ているのでごっちゃになる恐れは十分にあります。
ただし意味のニュアンスには相違点があるので、そこを把握すれば問題なく使い分けが可能です。
ちなみに礼儀は、人と接する際に失礼がない様に行うべき態度という意味で使われる言葉となっています。
対するマナーは、その場に相応しい態度とか行動様式を示す言葉として用いられているのです。