この記事では、「知らないこと」と「わからない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「知らないこと」とは?
「知らないこと」とはそれについて情報や知識を持ち合わせていないことです。
なにかについて判断したり考えるためにはそれについて基となる情報が必要となりますが、その情報がないため考えることすらできないというのが知らないことと言えます。
なのでその対象についての情報を入手しなければいつまでたっても知らないことのままであり、それを解消するにはそれについて情報を得る必要が不可欠です。
「わからない」とは?
「わからない」とはそれについて理解が及ばないあるいは判別がつかないことです。
その物事についていくらかの情報や判断材料はあるけれど、それがどういう意味や内容なのかは把握できない、どう判断すればいいかが不明ということをわからないと言います。
情報や判断材料が追加されることでわからない状態が解決することもありますが、そういった追加の情報がなくてもなにかの拍子に理解できて解消されることもあるでしょう。
「知らないこと」と「わからない」の違い
「知らないこと」と「わからない」の違いを、分かりやすく解説します。
情報や知識がまったくないことが「知らないこと」で、多少の情報や知識はあるけれど内容の把握や判断はできないのが「わからない」です。
「知らないこと」を解消するには情報を得る必要がありますが、「わからない」場合は情報を得なくても考え方の変化やひらめきなどの切掛で解消する場合もあります。
「知らないこと」の例文
・『知らないことはすぐに調べる』
・『知らないことはできなくても当然だろう』
「わからない」の例文
・『わからないことがあったらすぐに相談してくれ』
・『どちらにするべきかわからない』
まとめ
「知らないこと」は情報が一切ないのに対し、「わからない」場合は情報を多少は持ち合わせていることが違いです。
どちらも十分に情報を追加することで解消できますが、「知らないこと」は情報を得ることが必要不可欠なのに対し、「わからない」場合は情報を得なくても解消できるケースが有るというのも両者の違いと言えます。