「貧乏」と「ジリ貧」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「貧乏」と「ジリ貧」の違いとは?違い

「貧乏」「ジリ貧」はそれぞれどのような意味の言葉で何に違いがあるのでしょうか。

この記事では、「貧乏」「ジリ貧」の違いを分かりやすく説明していきます。

「貧乏」とは?

「貧乏」とは、「金がなく生活が苦しいこと」を意味する言葉です。

仕事で稼ぐ収入やたくわえた財産が少なく金がないさまを表します。

金の少なさによる困窮度合いを基準にするので少ない収入でも楽しく暮らしている人よりは多少収入があっても食べるものや住むところに困っている人に対してふさわしい表現です。

個人的な金のなさを基準に使うことが多く、十分な収入があっても小遣いが少なく自由にできるお金のなさに困っている場合は「貧乏」と呼ばれます。


「ジリ貧」とは?

「ジリ貧」とは、「徐々に追い詰められるさま」を表す言葉です。

「ジリジリと貧する」の略語で本来は少しずつ削られるように貧しくなっていく様子を表しますが、金銭的な貧しさに限らず苦しい状況や困難な立場に追い込まれることを表す言葉として使われています。

現状で改善の手をうたずそのままの状況が続けばいずれ苦しい状況に追い込まれるのが確実な場合に用いる表現です。


「貧乏」と「ジリ貧」の違い

「貧乏」「ジリ貧」の違いを、分かりやすく解説します。

「貧乏」「ジリ貧」の違いは「現状」です。

「貧乏」は収入や財産が少なく生活に苦しんでいる状態を表し、現状ですでに金がありません。

「ジリ貧」は今のままの状態が続くといずれ苦しくなってしまうのが確実な状況を表し、将来的に失われる可能性が高いものの現状ではまだ余裕があります。

今現在金がなく苦しいのが「貧乏」で今の状態が続くとジリジリ追い込まれて「貧乏」になるのが「ジリ貧」です。

「貧乏」の例文

・『貧乏から抜け出すために金を稼ぐ』
・『貧乏の原因は浪費癖だ』

「ジリ貧」の例文

・『このままではジリ貧だ』
・『節約でジリ貧からの脱出を目指す』

まとめ

「貧乏」「ジリ貧」は現状で余裕があるかないかで区別されます。

それぞれの言葉が表す状況を正しく理解して使いましょう。

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