この記事では、「行動力」と「決断力」の違いを分かりやすく説明していきます。
「行動力」とは?
「行動力」は「こうどうりょく」と読みます。
意味は、「何かの考えが浮かんだ時に、実際に動いて実現させようとする心の働き」です。
自分のやりたいことや、理想とすることに向けて、具体的に動く勇気やエネルギーを持つことを表します。
「行動力」の言葉の使い方
「行動力」は名詞として「行動力がある・ない」「行動力が高い・低い」などと使われます。
「行」は「おこな(う)」とも読み「歩く」「すすむ」「やる」「する」「ふるまう」という意味、「動」は「うご(く)」とも読み「位置や状態が移りかわる」から転じて「身振り」「振る舞い」という意味、「力」は「ちから」とも読み「肉体的、精神的なちから」「その物に備わる働きや勢い」という意味、「行動力」で「その人に備わった、あることをするために振る舞おうとする肉体的・精神的な働きや勢い」になります。
「決断力」とは?
「決断力」は「けつだんりょく」と読みます。
意味は「ある事柄について、自分の責任や考えにより結論を出せる心の働き」です。
人に頼らず、自ら責任を負って判断を下す勇気やエネルギーを持つことを表します。
「決断力」の言葉の使い方
「決断力」は名詞として「決断力がある・ない」「決断力に欠ける」などと使われます。
「決」は「き(める)」とも読み「えぐって切る」から転じて「きっぱりきめる」「最終的に定める」という意味、「断」は「た(つ)」とも読み「切り分ける」から転じて「思い切ってきめる」という意味、「力」は「肉体的、精神的なちから」「その物に備わる働きや勢い」という意味、「決断力」で「その人に備わった、最終的にきっぱり定める肉体的・精神的な働きや勢い」になります。
「行動力」と「決断力」の違い
「行動力」は「その人に備わった、あることをするために振る舞おうとする肉体的・精神的な働きや勢い」です。
「決断力」は「その人に備わった、最終的にきっぱり定める肉体的・精神的な働きや勢い」です。
まとめ
今回は「行動力」と「決断力」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。