「カウンターパート」と「ビジネスパートナー」はそれぞれ何を意味しどんな違いがあるのでしょうか。
今回は、「カウンターパート」と「ビジネスパートナー」の違いを解説します。
「カウンターパート」とは?
「カウンターパート」とは、「国際協力事業における現地の受け入れ担当」を意味する言葉です。
「カウンターパート」の使い方
複数の国にまたがって行われる国際協力事業では相手国での活動を受け入れてくれる機関や人物が必要になります。
国際協力における現地の受け入れ担当機関や受け入れ担当者を指す言葉が「カウンターパート」です。
「カウンターパート」の本来の意味は「同等の立場にある相手」ですが国際協力事業において現地の受け入れ担当が本国と同等の立場で活動する仲間であることから転じてことから現地の対応相手を指す言葉として使われています。
「ビジネスパートナー」とは?
「ビジネスパートナー」とは、「ビジネスの協力者」を指す言葉です。
「ビジネスパートナー」の使い方
共同で事業を営んだり流通で協力したりといったビジネスにおいて仲間となる人を指します。
その相手がいるおかげでビジネスが成り立つような深い関わりのある相手に対して用いる表現で、単なる取引先や発注相手に対しては基本的に使いません。
「カウンターパート」と「ビジネスパートナー」の違い
どちらも事業を共同で行う仲間に対して用いる言葉ですが国際協力事業において現地で受け入れを担当する協力者が「カウンターパート」、運営や取引などビジネス全般における協力者が「ビジネスパートナー」という事業や活動内容の違いによって区別されます。
「カウンターパート」は国際交流事業など非営利活動でも使われる表現ですが「ビジネスパートナー」は営利目的の協力者にしか使いません。
まとめ
「カウンターパート」と「ビジネスパートナー」はどちらも協力する仲間を指す言葉ですが事業の内容や関わり方の違いで使い分けられます。
言葉の表す意味を正しく理解し使い分けてください。