「リュージュ」と「スケルトン」はどちらもそりで滑るウィンタースポーツですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この記事では、「リュージュ」と「スケルトン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リュージュ」とは?
「リュージュ」とは、「仰向けに乗ったそりでコースを滑りゴールまでのタイムを競うウィンタースポーツ」です。
オリンピックの正式種目として採用されている3つのそり競技の1つで、小型のそりの上に選手が仰向けで乗り込み足を前方に向けてコースを滑ります。
そりに舵やハンドルなど進行方向を直接コントロールする機構はなく、足先でクーへと呼ばれる刃を微妙に押し込んで操作します。
「スケルトン」とは?
「スケルトン」とは、「うつ伏せに乗ったそりでコースを滑りゴールまでのタイムを競うウィンタースポーツ」です。
オリンピックの正式種目に採用されている3つのそり競技の1つで、小型のそりにうつ伏せで乗り込み頭を進行方向に向けて滑るのが特徴です。
猛スピードで頭からコースを突き進むダイナミックでスリリングなスポーツです。
「リュージュ」と「スケルトン」の違い
「リュージュ」と「スケルトン」の違いを、分かりやすく解説します。
「リュージュ」と「スケルトン」の違いは「体の向き」です。
どちらも小型のそりでコースを滑りタイムで順位を競うウィンタースポーツですがそりに仰向けで乗り足を前に向けて滑るのが「リュージュ」で、そりにうつ伏せで乗り込み頭を前に向けて滑るのが「スケルトン」という乗り込む姿勢の違いで区別されます。
使用するそりも別物で「リュージュ」は足で操作する大きく湾曲した刃が前方に突き出ていますが「スケルトン」のそりはフラットです。
「リュージュ」には2人乗りがあるのに対し「スケルトン」は1人乗りのみです。
まとめ
「リュージュ」と「スケルトン」は同じそり競技でもそりに乗る体勢が正反対です。
違いは一目でわかるので仰向けかうつ伏せかで区別してください。