この記事では、「豪華絢爛」と「絢爛豪華」の違いを分かりやすく説明していきます。
「豪華絢爛」とは?
驚くほど華やかで、煌びやかに輝く様子を「豪華絢爛」【ごうかけんらん】といいます。
美しい装飾品や、普通では手が届きそうにない贅沢な家具に寝具、服を着た美女が踊る様子を目で楽しむ世界を指すのです。
また、形や色が一般的な物ではなく、人が思わず見とれてしまうほど独創的な物や派手な色の贅沢品が揃う部屋、広場に憧れを抱く気持ちを表します。
「絢爛豪華」とは?
紅色や金、銀といった華やかで光輝く色で飾られている広場や部屋を「絢爛豪華」【けんらんごうか】といいます。
庶民には一生かけても買えないほどとても贅沢に感じる装飾が施された布、刺繍のドレスを着る人が舞い踊る様は美しく、心奪われるのです。
もう贅沢の限りを尽くした壁、床、照明、家具が並ぶお城に対してよく使われている四文字熟語になります。
「豪華絢爛」と「絢爛豪華」の違い
「豪華絢爛」と「絢爛豪華」の違いを、分かりやすく解説します。
たいそうお金かけて造られた贅沢な服や内装、調度品といったものを見たとき「豪華絢爛」といいます。
贅沢過ぎる材料を使って作られている物に対して使われている褒め言葉になりますが、「絢爛豪華」は彩りが普通の物よりかなり派手に感じる贅沢品や内装に対して使われている言葉です。
お金がある人の欲を満たすため形にした物によく使われています。
一般的には「豪華絢爛」を使う機会が多いので、「絢爛豪華」を使う機会は少ないのです。
「豪華絢爛」の例文
・『美男美女が集う豪華絢爛な合コンに連れて行かれた』
・『高級料理を食べる豪華絢爛な暮らしする会長が羨ましい』
「絢爛豪華」の例文
・『絢爛豪華な調度品に囲まれた叔父は嬉しそうだった』
・『兄の豪邸は絢爛豪華を尽くした内装で驚いた』
まとめ
華やかなで美しい内装や物を見たとき使う四文字熟語を2つ取り上げましたが、使い方に気をつけて、うまく煌びやかな様子を伝えてみるといいでしょう。