「上程」と「提出」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「上程」と「提出」の違いとは?違い

この記事では、「上程」「提出」の違いを分かりやすく説明していきます。

「上程」とは?

上程は、じょうていと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、差し出すや機関等に申し出るといった意味を持っている上の漢字に、決まりとか物事をはかる基準といった意味を有している程の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故に上程は、議案等を会議にかける事を表すのです。

要するに会議の議題として取り扱う事を、この上程の言葉を使って表現します。


「提出」とは?

提出は、ていしゅつと読むべき言葉です。

漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、持ちだすや取りだす等の意味の提の漢字に、でるとかだすといった意味がある出の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。

以上の事から提出は、資料や書類等をある場所に差し出す事を示すのです。

主に公の場所に、何かを差し出す事を、この提出の言葉を用いて表現します。


「上程」と「提出」の違い

上程と提出の漢字表記を並べて見比べてみると、使用している文字も読み方も全然違う言葉同士である事に即座に気付けるものです。

所がどちらも何かを出す、という行為を表現する言葉であるため、所有する意味には似ている部分はなくはありません。

お陰で使い分けを意識するとどちらを選択すべきかで悩む人もいますが、表現する意味には明らかな違いも見られます。

だからこそ、それぞれの言葉の意味を踏まえる事が出来れば、上手に使い分け可能です。

まず上程は、会議に議案をかけるという意味を表します。

一方の提出は、書類とか証拠等をある場所に差し出す事を示すのです。

まとめ

2つの言葉は使用している文字も読み方も、似てはいません。

ですがどちらも何かを出す、という意味を所有しているのでごっちゃになる恐れはないとは言えなかったりします。

ただし指し示す意味には相違点があり、ちなみに上程は、議案等を会議にかけるという意味で使われる言葉です。

対する提出は、特に公の場に資料や書類等を差し出すという意味で用いられています。

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