この記事では、「小石」と「砂利」の違いを分かりやすく説明していきます。
「小石」とは?
「小石」は「こいし」と読みます。
意味は「てごろな大きさの石」です。
普通に見て大きさが小さく、手のひらに収まる程度のサイズの石を表します。
「小石」の言葉の使い方
「小石」は名詞として「小石を投げる」「小石を拾う」などと使われます。
「小」は「ちい(さい)」とも読み「形・規模がちいさい」「少し」「わずか」という意味、「石」は「岩石のかけらで、岩よりも小さく砂よりも大きなもの」という意味、「小石」で「形や規模がちいさい岩石のかけら」になります。
「砂利」とは?
「砂利」は「じゃり」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「小石に砂の混じったもの」という意味です。
2つ目は「小さな子供のこと」という意味です。
3つ目は「江戸時代の奉行所で、町人や百姓などが座る場所」という意味です。
「砂利」の言葉の使い方
「砂利」は名詞都として「砂利を敷き詰める」「砂利道」「砂利共」などと使われます。
「砂利」の語源は「さざれいし(細石)」という語で「細かい石」という意味、「さざれ」「ざり」「じゃり」と変化しました。
「長い年月をかけて岩石が砕けて、砂や小石となり混ざったもの」という意味で、「砂利」という漢字があてはめられました。
「小石」と「砂利」の違い
「小石」は「形や規模がちいさい岩石のかけら」です。
「砂利」は「長い年月をかけて岩石が砕けて、砂や小石となり混ざったもの」です。
「小石」の例文
「小石」の例文は以下の通りです。
・『小石を川に投げて水切りさせる』
・『柿の実めがけて小石を投げる』
・『犬に小石を投げて怒られる』
「砂利」の例文
「砂利」の例文は以下の通りです。
・『砂利道を歩いて足が痛くなる』
・『玉砂利を敷き詰めた広場に集まる』
・『近所の砂利共がうるさい』
まとめ
今回は「小石」と「砂利」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。