この記事では、「ポモドーロ」と「ナポリタン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポモドーロ」とは?
ポモドーロとはイタリア料理の1つで、トマトを使っていたりトマトソースで味付けしたりしているパスタ料理のことをいいます。
イタリア語のpomodoroが語源で、pomodoroにはトマトという意味があります。
イタリアで料理を指す場合には、pasta al pomodoro(パスタ・アル・ポモドーロ)といいます。
パスタにスパゲッティを使う場合には、spaghetti al pomodoro(スパゲッティ・アル・ポモドーロ)となります。
「ナポリタン」とは?
ナポリタンとは日本生まれのパスタ料理で、ケチャップで味を付けたものをいいます。
洋食メニューとして人気があり、レストランや喫茶店、カフェなどでも提供されています。
使用する具材はお店によって異なりますが、玉ねぎやピーマン、ベーコンなどを使うことが多いです。
ナポリタンのルーツはアメリカのスパゲッティ・ウィズ・ミートボールで、トマトソースとミートボール、スパゲッティを絡めた料理になります。
ナポリタンは「ナポリ風」という意味になりますが、ナポリで生まれた料理ではありません。
「ポモドーロ」と「ナポリタン」の違い
ポモドーロはイタリアで生まれたパスタ料理ですが、ナポリタンは日本で生まれたパスタ料理です。
トマトソースで味付けしているのがポモドーロで、ケチャップで味付けしているのがナポリタンになります。
そのためナポリタンの方が、ポモドーロよりも甘味があります。
また、ポモドーロはパスタを歯ごたえが少し残るアルデンテにすることが多いですが、ナポリタンは茹でた麺を一晩寝かせるなど柔らかく仕上げることが多いです。
まとめ
トマトソースで味付けしているのがポモドーロで、ケチャップで味付けしているのがナポリタンです。
ナポリタンの方がポモドーロよりも甘味があります。
