「行く」と「訪れる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「行く」と「訪れる」の違いとは?違い

この記事では、「行く」「訪れる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「行く」とは?

「行く」とはどこかしらの場所からどこかへ移動することです。

どこに移動するのかを指定した上で使われることもありますが、目的地がない場合でも使われます。

また歩いて移動するなどの他にも、時間がすぎることなどにも使われる言葉ですが、どんな意味でも何かが動いて移ることという点で共通する意味をもつ言葉です。


「訪れる」とは?

「訪れる」とは目的地となる場所へ移動することです。

目的地はなんらかの地点ということもあれば、用事などで会いたい人がいる場所ということもあります。

あてもなく移動するような場合には使われず、なんらかの目的があってその場所に向かおうと考え移動している場合に使われる言葉です。

また時間の移り変わりの表現にも使われる言葉ですが、なんらかの季節や状況が来た場合にのみ使われます。


「行く」と「訪れる」の違い

「行く」「訪れる」の違いを、分かりやすく解説します。

どこかへ移動することを指すのが「行く」で、目的地へと移動することが「訪れる」です。

「行く」は目的地がどこかを指定しないで使ったりそもそも目的地がない移動にも使えますが、「訪れる」は必ず目的地がありそこへ向かおうと思って移動する場合にしか使われません。

「行く」の例文

・『夕方から散歩に行く』
・『早い内に学校に行く』

「訪れる」の例文

・『恩師の家を訪れる』
・『ついでだから近くの観光名所も訪れる』

まとめ

目的地やそこに移動する明確な意思があってもなくても使えるのが「行く」で、目的地と意思が揃っていないと使えないのが「訪れる」だと認識しておけばいいでしょう。

基本的に訪れるは行くと言い換えても文章的に問題がない場合が多いですが、行くは汎用的すぎて意味合いを込めにくいので、しっかりとそこに向かう意思を持っているという意味合いを伝えたければ訪れると表現するべきです。

違い
違い比較辞典