仮定の事柄に関して、そうであればどうすると言うことを表現するために使われるのが「なら」というものです。
例えば「それならOKです」などがシンプルな文章です。
それでは、この「なら」とはどういう意味でしょうか。
また、「だったら」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「なら」と「だったら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「なら」とは?
「なら」とは、仮定の接続語として使われ、そのような状態であれば、その後に続く文章になるということを表すときに使われます。
「だったら」とは?
「だったら」とは、やはり仮定の接続語として使われ、そのような状態であると仮定すると、続く文章のことが成立すると言うことを主張するために使う言葉です。
「なら」と「だったら」の違い
「なら」と「だったら」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、仮定の接続語として使われ、前の文章であれば後ろの文章に繋がると言う表現のために使われるものですが、違いはあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「なら」は多くのシチュエーションで使うことができるが、「だったら」はカジュアルなシチュエーションで主に使われるということになります。
つまり、友人などとの口語の会話で使うなら「だったら」で全く問題ないということです。
逆に「なら」に関してはビジネスの現場でも使える言葉ではあります。
しかし、目上の人に対してはどちらの言葉も適切ではなく、「でしたら」のように言うのが良いでしょう。
「なら」の例文
・『私「なら」そんな悪いことはしません』
・『どうしても行くと言う「なら」止めません』
「だったら」の例文
・『私「だったら」そんな悪いことはしません』
・『どうしても行くと言うん「だったら」止めません』
まとめ
この記事では、「なら」と「だったら」の違いを、解説してきました。
このような仮定の接続語は種類も多く、使われるシチュエーションによって適切な表現を選ぶ必要があるので、ある意味では難しい表現であるとも言えます。