この記事では、「ですと」と「ならば」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ですと」とは?
「ですと」とは「であれば」や「だったら」、「すると」などの意味合いを表す言葉です。
「ですと」の使い方
「ですと」は「○○ですと、○○」のように使われています。
「ならば」とは?
「ならば」とは「それなら」や「であれば」、「だったら」などの意味合いを表す言葉です。
「ならば」の使い方
「ならば」は「○○ならば、○○」のように使われています。
「ですと」と「ならば」の違い
「ですと」と「ならば」はどちらも「それなら」や「であれば」などのニュアンスを表す言葉です。
「ですと」の「です」は敬体なので、こちらは敬語になります。
したがって、「ならば」よりも「ですと」の方がより丁寧な言い回しであると言えるでしょう。
「ですと」や「ならば」と同じような意味合いを表す言葉として、「それならば」や「であれば」、「ますと」などがあります。
「ですと」の例文
・『お客様のステータスですと、こちらのオプションを利用することができます』
・『こちらのプランですと、現在ご利用されているプランよりも月額2000円ほどお得になります』
・『お客様のご利用目的ですと、こちらのモデルが一番コスパが良いと思います』
・『当初の予定ですと、まずは東京から大阪へ向かう運びでしたが、東京から一旦、静岡へ向かうことになりました』
「ならば」の例文
・『そういう事情ならば、喜んでお手伝いしますよ』
・『もし、当日厳しそうならば、日程を変更しても構わないよ』
・『第一志望校へ進学したいならば、もっと成績を上げないといけない』
・『将来、お金に困りたくないのならば、今のうちから資産運用を始めた方が良い』
まとめ
「ですと」と「ならば」はどちらも「それなら」や「であれば」という意味を表す言葉ということでした。
「ですと」は敬語なので、目上の相手やビジネスシーンで用いる場合はこちらを使用するようにしましょう。