朝の時間帯と夜の時間帯を表す言葉には「朝晩」や「朝夕」があります。
この記事では、「朝晩」と「朝夕」の違いを分かりやすく説明していきます。
「朝晩」とは?
「朝晩」は「あさばん」と読む言葉であり、こちらは朝と晩の時間帯を表します。
この言葉に使われている「晩」は日暮れや夕暮れの時間帯から夜の時間帯を表す以外にも、時期など終わりが近いことを表す時にも使うことが可能です。
後者の意味で使われる言葉には「晩秋」や「晩年」、「大器晩成」などがあります。
「朝晩」はほぼ一日中を示すことから、副詞的な使い方として常々やいつもという意味でも使うことが可能です。
「朝夕」とは?
「朝夕」は「あさゆう」または「ちょうせき」と読む言葉であり、こちらは朝と夕方の時間帯を表します。
この言葉に使われている「夕」は夕方や日暮れを示す言葉であり、「朝夕」は朝と日暮れや夜の時間帯を表す時にも使います。
「朝夕」はほぼ一日中を示すことから副詞的に毎日やいつもという意味でも使うことが可能です。
「朝夕」はこれ以外にも朝飯と夕飯や食事を表す時にも使うことが可能です。
「朝晩」と「朝夕」の違い
この2つはどちらも朝の時間帯と夕方や夜の時間帯を表す意味の言葉として使われています。
どちらもほぼ同じ意味ですが、朝飯と夕飯を表す時には「朝夕」の方を使います。
「朝晩」の例文
・『朝晩と雨が続いており、洗濯物は室内干しになっています』
・『朝晩にウォーキングの習慣を続けており、若干身体が軽くなってきました』
「朝夕」の例文
・『8月は朝夕と暑さも厳しくなっており、しっかりと水分補給することが大切です』
・『朝夕の食事は自分で作ることに決めています』
まとめ
「朝晩」や「朝夕」はどちらもほぼ同じ意味として使われています。
「朝夕」は漢字に「夕」を使っていますが、夜の時間帯を含めることも可能です。
「朝夕」はこれ以外にも朝食や夕食などの食事を表す意味もあります。