この記事では、“hobby”と“interest”の違いを分かりやすく説明していきます。
「hobby」とは?
“hobby”とは、趣味、道楽です。
“hobby”が指す趣味とは、暇な時間に楽しむために行うものを指しています。
読書、音楽鑑賞、映画鑑賞などを趣味としている人がいることでしょう。
これらも暇な時間に行えるものですが、“hobby”は読書、音楽鑑賞、映画鑑賞などは指していません。
読書は楽しみでもありますが、知的活動でもあります。
音楽鑑賞や映画鑑賞なども同様です。
また、肉体的・精神的な癒しを求めて行われることもあります。
プラモデル作りやテレビゲームなどは“hobby”といえます。
これらは知的活動とは捉えられておらず、楽しみのために暇な時間を見つけて行われています。
また、これらは癒しを求めて行われるものではありません。
「hobby」の使い方
仕事以外の個人が楽しみとして行う物事のことを指して使用します。
読書や音楽鑑賞などには使用せず、この場合は“pastime”と表現されることがあります。
“hobby”は名詞です。
「interest」とは?
“interest”には名詞と動詞の意味があります。
名詞の主な意味は2つです。
1つめは、興味、関心です。
ある対象に心をよせることを指しています。
道を歩いていると、ときどき小鳥がさえずっていることがあります。
チュンチュンとかわいらしい鳴き声です。
自然や動物を愛する人なら、声に耳を傾けたり、姿を探したりすることでしょう。
このとき、この人は小鳥に心をよせている状態になっています。
このような状態を“interest”は指しています。
もう一つの意味は、利益、得、株です。
利益も得も自分にとって有利になるものです。
有利になるものに、興味を持たない人は少ないことでしょう。
興味という意味から広がって、興味を持つ対象の利益、得などの意味になります。
動詞の意味は、興味を持たせる、関心をひくです。
自分自身が興味を持つことではなく、他人に興味を持たせることを意味しています。
ある少年は読書にまったく興味がありませんでした。
この少年に、どんなに読書が楽しいか話を聞かせました。
すると、少年が自ら読書をするようになったのです。
これは、少年が興味を持ったということができます。
自分側からすれば、興味を持たせたになります。
「interest」の使い方
心をひかれること、という意味で使用をします。
「hobby」と「interest」の違い
“hobby”は趣味という意味です。
興味をひく対象ではありますが、“hobby”は「興味」という意味ではなく、「楽しみ」の意味合いがあります。
遊びのようなものです。
“interest”は関心をよせるもののことで、遊び以外のことも指しています。
まとめ
興味をひくものという意味が似ている2つの言葉ですが、遊びのことを指しているのか、それ以外のことを指しているのかという点が違います。