「ネガキャン」と「鬼キャン」はそれぞれどんな意味の言葉でどのような点に違いがあるのでしょうか。
この記事では、「ネガキャン」と「鬼キャン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ネガキャン」とは?
「ネガキャン」とは、「他人をおとしめる目的で恣意的に行われる否定運動」を意味する言葉です。
「ネガティブキャンペーン」の略語で、対象のイメージをネガティブなものにするために行われる組織的な活動を指します。
元々は選挙用語でライバル候補のイメージを低下させるために取られる広告宣伝戦略を意味する言葉でしたが、現在は特定の個人や組織の印象を悪くする目的で行われる恣意的な活動全般を指す言葉として使われています。
「鬼キャン」とは?
「鬼キャン」とは、「自動車のタイヤの取り付け角度を変えてハの字にするカスタム」のことです。
自動車の車体に対するタイヤの取り付け角度のことを「キャンバー角」といいます。
「鬼キャン」は「鬼のようなキャンバー角」の略語で、走行できるギリギリまでキャンバー角をマイナスにセッティングするカスタムを指します。
自動車はタイヤを転がして走行するので基本的には地面に対し垂直になるよう取り付けます。
「鬼キャン」は正面から見た時にタイヤがハの字に見える大きく外に広がったネガティブキャンバーでセッティングするカスタムです。
タイヤの側面に近い部分で接地するため走行性能は著しく低下しタイヤ寿命も大幅に短くなる、見た目のみの理由で行われるカスタマイズです。
「ネガキャン」と「鬼キャン」の違い
「ネガキャン」と「鬼キャン」の違いを、分かりやすく解説します。
「ネガキャン」と「鬼キャン」では意味が全く異なります。
どちらも「キャン」を含む略語ですが「ネガキャン」のキャンはキャンペーンの略語で「鬼キャン」のキャンはキャンバー角の略語です。
まとめ
「ネガキャン」と「鬼キャン」は言葉の意味も使う場面も全く異なり、キャンを含むこと意外に共通点はありません。
意味を取り違えないように略す前の元の言葉が何なのか知っておきましょう。
