「モブ」と「脇役」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「モブ」と「脇役」の違いとは?違い

主役以外の存在を指す言葉として「モブ」「脇役」があります。

この2つはどのような違いで区別しているのでしょうか。

この記事では、「モブ」「脇役」の違いを分かりやすく説明していきます。

「モブ」とは?

「モブ」とは、「背景として扱われるその他大勢の群衆」を意味する言葉です。

本来はたくさんの人が集まって形成される人混みや群衆を指す言葉で、個人としてではなくひとかたまりで扱われる集合存在を指します。

ドラマや漫画などの作品では背景の一部として物語の本筋に全く関わらない人物が画面内に登場することがありますが、そのような作品には登場するが本筋には一切関わらない背景としての役割を持つ人物を指す言葉として「モブ」が使われています。

作品において「モブ」は個性を有するキャラクターとして扱われません。

存在としては背景の一部であり樹木や建物とほぼ同じ扱いです。


「脇役」とは?

「脇役」とは、「物語の中心として描かれる主役に関わりを持つ登場人物」のことです。

物語には多くの人物が登場しますがメインになる主役は1人もしくはごく少数のみです。

物語の登場人物のうち主役や話の本筋にある程度かかわりを持つ登場人物を「脇役」といいます。

物語のメインではないが欠けるとストーリーに不都合が生じるくらいの重要さを持つ登場人物を指す言葉です。


「モブ」と「脇役」の違い

「モブ」「脇役」の違いを、分かりやすく解説します。

「モブ」「脇役」の違いは「ストーリーへの関与」です。

ストーリーには一切関与せず背景として登場するその他大勢が「モブ」で、ストーリーに関与する登場人物が「脇役」という違いで区別されます。

「脇役」は登場人物として名前やプロフィールなどキャラクターを設定されますが「モブ」はその他大勢なのでキャラクターは深く設定されません。

登場人物としてある程度の役回りを与えられるものの「脇役」ほど重要ではない人物は「端役」と呼ばれます。

「モブ」の例文

・『アニメのモブは作画の負担になる』
・『モブはエキストラが演じる』

「脇役」の例文

・『脇役だが重要なキャラクターだ』
・『印象に残る脇役』

まとめ

「モブ」「脇役」では物語における重要度が異なります。

明確に意味を区別して使われる言葉なので覚えておきましょう。

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