この記事では、「している」と「しています」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「している」とは?
自分が日常的に行っている行為を人に伝えるとき「している」を使います。
日頃から「切り方を練習している」と伝えれば、自分が普段から仕事で失敗がないよう一連の動作を何度も行い、本番で順調に切れるようにしておくわけです。
また、「勉強している」というように、自分がいざ役立つよう日々練習するか、訓練して努力する気持ちを伝えます。
「しています」とは?
普段から自分の意思でやっていることを敬語で伝えるのが「しています」です。
「撮影しています」といえば、今、カメラで動画を録っている行動を伝えられます。
職業を聞かれた際には「映画監督しています」と、自らの仕事を説明するわけです。
敬語で丁寧な言い方になる言葉になるため、面接官や目上の人に対して使っても失礼がありません。
「している」と「しています」の違い
「している」と「しています」の違いを、分かりやすく解説します。
日常的にやっていることを相手に伝えられる言葉が「している」です。
「朗読している」と自分の趣味を伝えるとき使い、相手へ自分の魅力を教えます。
また、現在進行形として使うときは「机の上を整理している」と、今実行している内容を電話で伝える場合にも使える言葉です。
もう一方の「しています」は物事を実行するところに焦点を当てている言葉であり、「している」を目上の人や仕事関係者へ敬語で伝えるとき使います。
「している」の例文
・『隣町の新幹線ビル3階にある塾で、数学の講師している』
・『歯並びがかなり悪いので、13歳から矯正している』
「しています」の例文
・『食品工場では、お菓子作りの工程に従事しています』
・『寝る前に、必ず英語で朗読してから寝るようにしています』
まとめ
とても似ている意味で使われている言葉を2つ取り上げましたが、どのように使うか学び、何を日常的にしているのか伝えてみましょう。
