この記事では、「とびっこ」と「ししゃもっこ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「とびっこ」とは?
とびっことは、トビウオの卵を味付けして加工した食べ物のことをいいます。
プチプチとした弾けるような食感が特徴で、寿司のネタの1つとしてよく知られています。
軍艦巻きにするのが一般的ですが、ちらし寿司の上に散らしたりもします。
また、サラダのトッピングに使われることもあります。
それから「とびこ」や「とびらん(飛卵)」と呼ばれたりもします。
トビウオは日本でも漁獲されていてとびっこも作られていますが、インドネシアやペルーなど海外からの輸入品の方が多く流通しています。
「ししゃもっこ」とは?
ししゃもっことは、カラフトシシャモの卵を加工した食べ物のことをいいます。
とびっこの代用品として食べられています。
親であるカラフトシシャモには「ししゃも」という名前が付いていますが、本来ししゃもとは違う種類の魚です。
ししゃもに似ていたためカラフトシシャモと呼ばれるようになりました。
ししゃもっこはとびっこの代わりに、寿司ネタ等に用いられています。
「とびっこ」と「ししゃもっこ」の違い
とびっことししゃもっこは魚卵を加工した食べ物で、見た目も味も食感も良く似ています。
とびっこの原料はトビウオの卵ですが、ししゃもっこの原料はカラフトシシャモになります。
全く違う種類の魚の卵を使用しています。
トビウオはダツ目トビウオ科に属する魚で、カラフトシシャモはキュウリウオ目キュウリウオ科に属する魚です。
カラフトシシャモは本来のししゃもの代用魚でしたが、今はししゃもというとカラフトシシャモを指すことが多いです。
ししゃもっこは、とびっこの代用品になります。
まとめ
ししゃもっこは、とびっこの代用品です。
とびっこはトビウオの卵を味付け加工したもので、ししゃもっこはカラフトシシャモの卵を加工した食品になります。
代用品なのでとびっことししゃもっこは見た目も味も食感もよく似ています。