「言葉では言い表せない」と「言葉にできない」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「言葉では言い表せない」と「言葉にできない」の違いとは?違い

この記事では、「言葉では言い表せない」「言葉にできない」の違いを分かりやすく説明していきます。

「言葉では言い表せない」とは?

うまく自分ではたとえられないときに使うのが「言葉では言い表せない」【ことばではいいあらわせない】です。

言葉だけで相手の親切心にうまく応えられそうにないと思う場面で使います。

こう思うのは、金銭的にかなり困っているとき援助してくれたので危機的な状況から脱出でき、人生の門出に大勢呼んで盛大に祝ってくれた人に対し、心から感謝する側が使うのです。


「言葉にできない」とは?

感情が高ぶる気持ちになる人は「言葉にできない」【ことばにできない】と相手に伝えます。

「言葉にできないほど嬉しい」と言うように、職場の人が自分の誕生日会を開いてくれたり、結婚式に来れないと思っていた人がいきなり姿を現す嬉しい再会を現実のものとしてくれたことに感極まった感想を伝えるわけです。

それだけ自分にとって楽しい、幸せと思うあまりうまく感謝する言葉が見つからないと思う気持ちを表します。


「言葉では言い表せない」と「言葉にできない」の違い

「言葉では言い表せない」「言葉にできない」の違いを、分かりやすく解説します。

簡単に感謝の気持ちを伝えられる言葉が見つからないが、心から相手に「ありがとう」と言いたいと思うとき使うのが「言葉では言い表せない」です。

それだけ相手が親切な気持ちで行動してくれた優しさに気持ちを込めて感謝するとき使います。

もう一方の「言葉にできない」は言いようがないほど感極まる状況において使いますが、それほど堅苦しさを取り払った感謝の言葉になるわけです。

「言葉では言い表せない」の例文

・『言葉では言い表せないほど熱い上司の言葉が胸に染みた』
・『祝福されたとき言葉では言い表せないほど胸が高鳴った』

「言葉にできない」の例文

・『後輩が心を込めて作ってくれた料理が美味しくて、言葉にできない』
・『産後、職場に復帰すると温かく出迎えてくれて言葉にならなかった』

まとめ

とても似た言葉を2つご紹介しましたが、改まった場所で使うか気軽に普段使えるかの違いがあります。

場面により使い分けて、自分がいかに感動し、感極まっているか状態を伝えてみましょう。

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