「6畳」と「7畳」の部屋ではどの程度違いがあるのでしょうか。
この記事では、「6畳」と「7畳」の違いを分かりやすく説明していきます。
「6畳」とは?
「6畳」とは、「畳6枚分の広さの部屋」のことです。
不動産業界では伝統的に部屋の広さを畳の枚数で表示します。
地域によって畳のサイズには違いがあるため同じ「6畳」でも関東と関西で広さは異なりますが、一般的な1畳は1. 62平米なので「6畳」は9. 72平米になります。
地域ごとの違いを考慮してもおおよそ10平米弱の広さが「6畳」の目安です。
「7畳」とは?
「7畳」とは、「畳7枚分の広さの部屋」です。
11.34平米の広さに当たり一人暮らし用の部屋としてはやや広めです。
「6畳」と「7畳」の違い
「6畳」と「7畳」の違いを、分かりやすく解説します。
「6畳」と「7畳」では畳1枚分に当たる1. 62平米の違いがあります。
たった畳1枚分ですが割合に直すと15%以上違うのでかなりの差です。
「6畳」は物件の広さとしては標準的なサイズで一人暮らし用の間取りとしてたくさん供給されています。
決して余裕はありませんがレイアウトを工夫すればきゅうくつさを感じない程度の広さです。
ある程度我慢は必要ですが生活に必要な家具を一通り揃えられるくらいの広さはあります。
「7畳」は「6畳」に比べるとそれなりにゆとりがあります。
畳1畳分はベッド1つ分くらいなので生活空間にもそれなりに余裕を持てる広さです。
家具を多く置きたい人、十分な収納スペースが欲しい人でも快適に暮らせます。
単純に比べれば「6畳」よりも「7畳」のほうが広くて快適ですが、物件の間取りによって実際の暮らしやすさは異なるので注意してください。
例えば収納スペースが別にある「6畳」は他に収納スペースがない「7畳」よりも実際に使える面積は広い可能性があります。
キッチンが別にある「6畳」とワンルームの「7畳」など畳数では比較しにくい物件も多いので実際に使える具体的な広さでの比較が大切です。
まとめ
「6畳」と「7畳」では体感できる広さにかなり違いがあります。
物件の間取りや形状でも印象は大きく異なるので数字だけでなく総合的に判断しましょう。