この記事では、「ニューヨークチーズケーキ」と「バスクチーズケーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ニューヨークチーズケーキ」とは?
クリームチーズをふんだんに入れて作った「ニューヨークチーズケーキ」は、蒸してふっくらさせて作り上げる湯煎焼きによって作られています。
一番下に砕いたクッキーを敷き詰めた上に、たっぷりのチーズを溶かした生地を入れて湯銭するわけです。
このケーキが誕生した由来は米国で生活していたユダヤ人で、今まで食べられていたケーキをさらに簡素化し、若い世代からお年寄りまで食べやすくしました。
使う材料は無塩バターにグラハムクッキー、レモン汁、クリームチーズ、全卵、生クリーム、砂糖が入っていないヨーグルト、バニラエッセンスになります。
「バスクチーズケーキ」とは?
欧州のスペインでよく食べられている「バスクチーズケーキ」は、濃い焼き色が表面についています。
バスク地方の人々から日本人まで虜にする苦味と甘さ、チーズの濃い味が相まって、口の中で絶妙な焼き味が楽しめます。
また、外側と内側の食感は異なり、中身は口の中ですっと溶けるほどクリーミィで濃厚なチーズの甘さが堪能できるのも魅力です。
使われている材料は薄力粉とクリームチーズの味をさらに濃厚に仕上げるため生クリームを入れたり、卵で滑らかさを加えて砂糖で甘さを足しています。
「ニューヨークチーズケーキ」と「バスクチーズケーキ」の違い
「ニューヨークチーズケーキ」と「バスクチーズケーキ」の違いを、分かりやすく解説します。
表面と断面が白く、焼き色は付けずに仕上げるのが「ニューヨークチーズケーキ」です。
オーブンで焼くのではなく、湯煎焼きという方法で加熱するためクリームチーズが入った生地もより滑らかに仕上がります。
「バスクチーズケーキ」よりもクリームチーズの割合が多く、かなり乳製品の旨味と香りが強く出ているのが指示されるところです。
もう一方の「バスクチーズケーキ」は滑らかさと濃厚な乳製品の良さを出すためクリームチーズを多めに入れて作ります。
ボトムはなく、食べ応えがある重みが感じられ、表面にかなり濃い焼き色がしっかり付くまでオーブンで焼いて仕上げる点が違うところです。
まとめ
チーズを使ったケーキを2種類ご紹介しましたが、味比べしたり、自分で作ってみるとより異なる点を発見できるでしょう。