非常に小さいものを表す単位には「ナノ」や「マイクロ」があります。
この記事では、「ナノ」と「マイクロ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ナノ」とは?
「ナノ」は英語で“nano”と書く言葉であり、10億分の1を表す単位です。
「ナノ」は10のマイナス9乗を表す接頭辞であり、この単位は精密機器など様々な場面で使われています。
非常に小さな機械を表す言葉には「ナノマシン」があり、こちらは人体の治療や様々な精密作業が可能な機械として研究が進められています。
このような非常に小さいスケールで使われる技術は「ナノテクノロジー」と呼ばれており、現代では新素材やコンピューターのプロセッサなどに使われています。
「マイクロ」とは?
「マイクロ」とは英語で“micro”と書く言葉であり、日本語ではミクロとも呼ばれています。
「マイクロ」は100万分の1を表す単位でアリ、10のマイナス6乗を表しています。
「マイクロ」は長さ以外にも時間や重さなどに使われる接頭辞であり、様々な場所で使われる単位として有名です。
「マイクロ」は上述のような単位以外にも、ものも大きさが小さいものを表す時にも使うことが可能です。
「microSD」カードは小型の記憶媒体を示す言葉であり、様々な容量のものが販売されています。
「ナノ」と「マイクロ」の違い
「ナノ」は10億分の1を示す言葉であり、「マイクロ」は100万分の1を表す言葉です。
1「マイクロ」は1000「ナノ」に相当します。
「ナノ」の例文
・『ナノマシンの開発を夢見ています』
・『ナノテクノロジーによって難病治療がより簡単なるといいですね』
「マイクロ」の例文
・『マイクロ波を使った兵器と判断されます』
・『マイクロフォンを使って音声を伝えました』
まとめ
「ナノ」や「マイクロ」は非常に小さいものの単位を表す言葉です。
このような小さいスケールは実験や精密機器などに使われており、様々な研究が進んでいます。
