「ササゴイ」と「ゴイサギ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ササゴイ」と「ゴイサギ」の違いとは?違い

この記事では、「ササゴイ」「ゴイサギ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ササゴイ」とは?

「ササゴイ(笹五位)」とは、ペリカン目サギ科ササゴイ属に分類されている鳥類のことを表しています。

「ササゴイ」の全長は約52㎝で、河川や湖沼、海岸などに生息しています。

日本の四国、九州では夏鳥ですが、九州以南では越冬し、冬鳥、または留鳥です。

体色は雌雄同色で、青藍色や青灰色で、嘴が黒く、脚は黄色です。

翼の羽縁が白く、笹の葉のように見えるため、この名前が付けられました。

「ササゴイ」の英語表記は「Striated Heron」になります。


「ゴイサギ」とは?

「ゴイサギ(五位鷺)」とは、ペリカン目サギ科ゴイサギ属に属している鳥類を指しています。

「ゴイサギ」の全長は58㎝くらいで、河川や湖沼、海岸などに生息しています。

日本では、北海道では夏鳥、琉球諸島では冬鳥、それ以外の場所では留鳥です。

「ゴイサギ」の体色は、背中が紺色で、翼が灰色です。

また、後頭に2本の白色の冠羽があります。

幼鳥は全身が褐色で、白色や黄色の斑があり、「ホシゴイ」の別名があります。

「ゴイサギ」の名前は、醍醐天皇から五位の位階を賜ったことが由来となっています。

「ゴイサギ」は英語で「Black-crowned night heron Night heron」と表記します。


「ササゴイ」と「ゴイサギ」の違い

「ササゴイ」「ゴイサギ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ササゴイ」には紺色の冠羽がありますが、「ゴイサギ」は白色の長い冠羽が2本あります。

また、「ゴイサギ」の幼鳥は褐色で、白色や黄色の斑があり、成鳥とは体色が異なります。

「ササゴイ」「ゴイサギ」にはこれらのような違いが見られます。

まとめ

今回は「ササゴイ」「ゴイサギ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。

「ササゴイ」「ゴイサギ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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