この記事では、カツ丼のサイズ「竹」と「梅」の違いを分かりやすく説明していきます。
「竹」とは?
カツ丼のサイズである「竹」【たけ】は、豚のロースを120g使っています。
やわかいロースの肉に小麦や溶き卵を付けて、パン粉でしっかり包んだ後、180℃に加熱した油の中に入れて揚げた揚げ物を指すのです。
揚げた肉厚なロースは縦に6等分ほどに切り、汁の中に入れて素早く溶き卵を全体的にかけて半熟程度に固まった後、三つ葉を振りかけて彩りを足します。
ご飯は肉の大きさに合わせてたっぷり食べられるよう240gほど丼によそうのが一般的であり、食べ応えがある料理です。
とんかつは1. 2mm程度の厚みで揚げられていて、寿司では上【じょう】のランクになります。
「梅」とは?
ロース肉を80g使った「梅」【うめ】は、衣がきつね色になるまで揚げてから汁の中に入れて溶き卵をたっぷりかけた丼です。
上に三つ葉を散らして蓋したご飯が240gもたっぷり入った料理を指します。
「竹」のように見た目もあまり変わらず、厚みがある豚ロースの揚げ物がご飯の上にのり、卵もたっぷりかけてとじているため、女性やお年寄りなら満腹感を得られる丼を指す料理です。
揚げるときの肉は1. 1mmほどに切り、寿司でいえば並になります。
「竹」と「梅」の違い
「竹」と「梅」の違いを、分かりやすく解説します。
カツ丼のサイズである「竹」と「梅」の盛り付け方や味はほとんど変わりません。
ただ、「竹」はロース肉を120gも使い、さくっとした衣に揚げてから溶き卵をかけてとじたものがカツ丼の「竹」と呼びます。
価格は税抜きで690円になり、肉の味をしっかり楽しみたいと思う人がよく選ぶ料理です。
「梅」はロース肉を80g使い、卵をかけた肉は一回り小さめになります。
税抜き価格が520円と「竹」よりも170円安く、買いやすいところが魅力です。
ご飯の量は同じ240gですが、「梅」の方は肉が40gほど小さくなります。
まとめ
店舗で販売するロース肉の量に違いがあるカツ丼を2つご紹介しました。
肉の量や厚みを比較するには店舗で実際に食べ比べしてみるのが一番の比較方法となるでしょう。