この記事では、「通常のヘッドホン」と「モニターヘッドホン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「通常のヘッドホン」とは?
コンポから流れるCDやMDの音を耳で直接聴くために使うのが「通常のヘッドホン」【つうじょうのヘッドホン】です。
音楽の質を楽しむのはもちろんのこと、クローズド型の重低音を耳に伝えて気持ちを高ぶらせたり、高い、低いといった音が立体的に聴こえます。
オープン型は高音が伸びて美しく聴こえて、セミオープン型の平密閉型と3つの型が揃うのも魅力です。
ヘッドホンの密閉型は外に音がひどく漏れてしまうこともなく、開放型は通気性に優れていて蒸れにいのが利点です。
最近は無線で音楽を聴きながら移動できるタイプもあります。
「モニターヘッドホン」とは?
録音した音に雑音が入っていないか調べるとき使うのが「モニターヘッドホン」です。
音の変化を耳で聴いたり、劣化して聴き難くはないか詳細に監視するために使われています。
よく使う現場がテレビ局であり、歌手が歌うときの声や楽器の奏でる音にずれた箇所はないか、どうすれば視聴者に美しい音楽を届けられるか調べるのです。
また、原音に近く聴こえるよう高さや低いところまで平たく聴こえるように作られているので、音が偏ってしまう心配がありません。
「通常のヘッドホン」と「モニターヘッドホン」の違い
「通常のヘッドホン」と「モニターヘッドホン」の違いを、分かりやすく解説します。
音楽を美しく聴ける「通常のヘッドホン」は、重低音や立体的な音が楽しめます。
蒸れず、長時間耳にはめても快適に使えるのが魅力です。
浮き出るような臨場感溢れる音を、ワイヤレスで移動しながら聴ける商品も揃います。
もう一方の「モニターヘッドホン」は耐久性があり、劣化した部分だけ交換すれば何十年と使えるのが魅力です。
また、再生できる周波数の領域に関しては30000Hzとかなり広く、650Ωと高いインピーダンスを誇る商品まであります。
最近は動画編集でよく使われていて、音が自然に聴こえる開放型と、低い音がはっきり聴こえる密閉型との2種類あるので、用途によって使い分けられるのも利点です。
まとめ
同じヘッドホンではありますが、重低音に特化しているか、録音した音について調べるために使うかの違いがあります。
専門メーカーのサイトで商品を比較してみましょう。