温かいそばと冷たいそばの違い?
この記事では、「山かけそば」と「とろろそば」の違いを分かりやすく説明していきます。
「山かけそば」とは?
山いもならびに長いもをすりろして、めんつゆや出汁を加えて伸ばし、いわゆる「とろろ」を作成。
それをかけそばのトッピングとし、仕上げに卵黄と青海苔、小口ネギを散らしたものが一般的な「山かけそば」のヴィジュアルだと言えるでしょう。
「とろろそば」とは?
一般的な使われ方としては山いもをすりおろした「とろろ」が添えられて提供されるざる・もりそばを指す事が多いと言えます。
しかし正確に使わず「山かけそば」と同じ扱いで提供している実店舗も珍しくはありません。
これとは全く別の使い方で見られるのが乾麺で販売されているもので「とろろ」を練り込んだものの商品名として使われる事も多々あります。
「山いもそば」「長いもそば」との同義語だと言っていいでしょう。
「山かけそば」と「とろろそば」の違い
「山かけそば」と「とろろそば」の違いを、分かりやすく解説します。
前述した様に両者をほぼ同意味で使われる事は近年では珍しくありません。
特にコンビニで販売される冷たいそば等では特に顕著だと言えるでしょう。
かつてはコンビニで「山かけ」状態で売られていたものがばかりでした。
しかし2000年代以降は別添えにされており食べる時に「山かけそば」になる「とろろそば」が主流になったと言えるでしょう。
基本的な両者の違いは「とろろ」の存在であり、これを上にかけた状態で提供されるのが「山かけそば」、容器に別添えで提供されるのが「とろろそば」になります。
また基本的には「とろろそば」は冷たく提供されるめんつゆにつけて絡めて食べるのが一般的。
セイロに盛り付けてあるそばにかけて食べる人はまずいないと思われます。
また基本的に温かい「とろろそば」とオーダーした場合は「山かけそば」が出てきます。
逆に「山かけそば」の冷たいものをオーダーした場合はトッピングが変わり、めんつゆが別添えで提供されかけて食べる事が多いと言えるでしょう。
まず「とろろ」が別添えにはなりません。
まとめ
「山かけそば」と「とろろそば」の違いは提供される時の「とろろ」の状態にありました。
しかしコンビニやスーパーの弁当コーナーで提供される「とろろ」が別添の「山かけそば」が市民権を得るとこの2つの言葉はボーダーレス化を起こしたと言っていいでしょう。