この記事では、「自由人」と「非常識自己中」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自由人」とは?
「自由人」は「じゆうじん」と読みます。
意味は「他人や規則などに縛られず、自分が思った通りに行動する人」です。
人の目を気にすることなく、自分がやりたいと思った様にできる性格の人、またはその様な環境にある人のことです。
好きな様に行動することを表し、他人に迷惑をかけるとは限りません。
「自由人」の言葉の使い方
「自由人」は名詞・形容動詞として「自由人だ・である」などと使われます。
「自由」は「自分の意のままに振る舞えること」「身勝手なこと」という意味、「人」は「ひと」とも読み、「それに該当する人間」「それを持つ人間」という意味、「自由人」で「自分の意のままに振る舞える状態の人」「身勝手な性格の人」という2つのニュアンスで使われます。
「自分の意のままに振る舞うこと」が必ずしも人に迷惑をかける行為とは限らないため、悪い意味だけではなく「のびのびとしている」という良い意味でも使われます。
「非常識自己中」とは?
「非常識自己中」は「ひじょうしきじこちゅう」と読みます。
意味は、「他人に迷惑をかけることをかえりみず、自分のことだけ考えて、普通ならしない様なわがままな振る舞いをする人」です。
普通に考えてするべきではないことであっても、自分だけのために行動してしまう人を表します。
「非常識自己中」の言葉の使い方
「非常識自己中」は名詞として「非常識自己中な人」などと使われます。
「非」は「〜でない」「〜がない」という意味、「常識」は「一般の社会人が共通にもつべきとされる普通の知識・意見や判断力」という意味、「自己中」は「自己中心的」を略した俗語で、「他をかえりみず、自分の都合や立場のみを考えて行動すること」という意味、「非常識自己中」で「社会人として共通に持つべき普通の知識や判断力がなく、自分の都合のみを考えて行動する人」にになります。
基本的に、行動することで人に迷惑をかける悪い意味で使われます。
「自由人」と「非常識自己中」の違い
「自由人」は「自分の意のままに振る舞うこと、人に迷惑をかけるとは限らない」です。
「非常識自己中」は「社会人として共通に持つべき普通の知識や判断力がなく、自分の都合のみを考えて行動する人、人に迷惑をかける」です。
まとめ
今回は「自由人」と「非常識自己中」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
