新鮮味がないことや興味がなくなることを示す言葉には「マンネリ」や「冷め」があります。
この記事では、「マンネリ」と「冷め」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マンネリ」とは?
「マンネリ」は英語の「マンネリズム」を略した言葉であり、新鮮味や独創性がないことを示します。
「マンネリ」は手法や方法、行動などがワンパターンになっている状態や、型にはまっている状態を表す時にも使うことが可能です。
「マンネリ」は美術のような創作活動から、仕事、恋愛関係などにも使われています。
「冷め」とは?
「冷め」とは動詞である「冷む」の連用形であり、これ以外にも名詞として使うことも可能な言葉です。
「冷め」は物体の温度が冷えている状態や、心が冷え切っていることを表します。
「冷め」の類義語には「冷める」があり、こちらも同じように物体の温度が下がることや、感情や熱意を失ってしまうことを表します。
「冷め」は感情や熱意を失ってしまうことを表す言葉であり、こちらは恋愛関係に対して使うことも可能です。
恋愛において関係性が「冷め」ることは別名倦怠期とも呼ばれています。
「マンネリ」と「冷め」の違い
「マンネリ」は新鮮味や独創性がないことを示す言葉であり、手法や方法がワンパターン化していることも表しています。
「冷め」は物理的な温度が下がる場合と、感情や熱意を失ってしまうことを表しています。
「マンネリ」の例文
・『彼の漫画は段々とマンネリ化しているので、編集から大きな変更を求められた』
・『マンネリ化した連ドラだったが、6話の展開により一気に面白くなってきました』
「冷め」の例文
・『彼との関係性はとっくに冷め切っており、ようやく別れを切り出せた』
・『冷めた味噌汁を再び温めました』
まとめ
「マンネリ」は手法や方法がワンパターンになり、面白みがなくなることを示す言葉です。
「冷め」は物理的な温度が下がることや感情が冷えてしまうことを示す言葉です。