「ハウンドトゥース」と「千鳥格子」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ハウンドトゥース」と「千鳥格子」の違いとは?違い

この記事では、「ハウンドトゥース」「千鳥格子」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ハウンドトゥース」とは?

ハウンドトゥースとは、主に白と黒で構成されている格子縞の柄のことをいいます。

英語では「houndstooth」ですが、「hound(ハウンド)」には「猟犬」という意味があります。

「tooth(トゥース)」「歯」のことを表しています。

猟犬の歯のように見える柄なのでハウンドトゥースと呼ばれるようになりました。

ドッグトゥースと呼ばれることもあります。

ハウンドトゥースはスコットランドの伝統的な柄として知られています。


「千鳥格子」とは?

千鳥格子とは格子縞のことで、ハウンドトゥースと同じ柄のことをいいます。

日本では千鳥格子という呼び名の方が有名です。

千鳥が飛んでいる姿に似ていることから千鳥格子と呼ばれるようになりました。

日本で昔から千鳥と呼ばれていたのはチドリ科に属する小鳥で、群れをつくっていることが多いです。

千鳥をモチーフにした千鳥柄は日本の伝統的な柄で、縁起の良い吉祥文様の一つとされます。

白と黒が一般的ですが、他の色を使った千鳥格子もあります。


「ハウンドトゥースと」と「千鳥格子」の違い

ハウンドトゥースと千鳥格子はどちらも白と黒で構成されている格子縞のことですが、白と黒以外の色を使うこともあります。

ハウンドトゥースはイギリスのスコットランドが発祥で、洋服の生地などに用いられてきました。

千鳥格子は日本での呼び名で、千鳥をモチーフにした千鳥柄は着物の柄などに存在しています。

千鳥柄と千鳥格子の柄は違うものです。

ハウンドトゥースと千鳥格子は全く同じ柄になります。

イギリスでは猟犬の牙のように見えたためハウンドトゥースと呼んでおり、日本では千鳥が連なっているように見えたので千鳥格子と呼んでいます。

まとめ

ハウンドトゥースと千鳥格子は同じ柄です。

ハウンドトゥースはイギリスでの呼び名で、千鳥格子は日本での呼び名になります。

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