機動戦士ガンダムに登場する人気のドムシリーズを解説!
この記事では、「ドム」と「ドワッジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ドム」とは?
言わずとしれた『機動戦士ガンダム』に登場するジオン公国の局地戦用モビルスーツです。
形式番号はMS-09で地上専用機になります。
劇中ではザク、旧ザク、グフに次いで登場した新型モビルスーツ。
操縦者がジオン軍の歴戦のパイロットであり、黒い3連星による連携攻撃で当初は主人公「アムロ・レイ」に肉薄するも覚醒途上の彼とガンダムの前に呆気なく敗れさりました。
劇中での見せ場はオデッサ作戦中のこのシーンに集約。
以降はジャブロー攻略戦に量産機として登場。
ホワイトベースが宇宙に上がって以降は派生型の「リックドム」が登場。
アムロに3分で12機撃墜される等噛ませ犬的な存在でした。
しかしジオン軍の資源不足から後継主力機「ゲルググ」が大量生産不可能だった事もあり、終戦までジオン軍の主力モビルスーツだったのは間違いありません。
「ドワッジ」とは?
『機動戦士ガンダムZZ』に登場するモビルスーツ。
形式番号MS-09Gとその外見から解る通りドムの派生型であり、ドムシリーズの最終生産仕様機となりました。
1年戦争末期に開発された機体であり登場時には型落ち感は否めませんでした。
しかし改良型ともエースパイロット仕様ともいえるMS-09H「ドワッジ改」がアフリカ戦線にて砂漠の地の利を活かして主人公「ジュドー・アーシタ」の駆る「ZZガンダム」に健闘し、劇中では見せ場を作ったと言えるでしょう。
「ドム」と「ドワッジ」の違い
「ドム」と「ドワッジ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ドム」はツイマット社がジオニック社製の「グフ」をベースに改良を重ねた「ザク」に次ぐジオン軍の主力量産モビルスーツです。
宇宙用の機体は「リックドム」と呼ばれ、最後まで1年戦争におけるジオン軍の主力機として宇宙と地球の双方で活躍しています。
「ドワッジ」は1年戦争末期に作られたドムシリーズの最終進化型です。
背部のジェット推進装置を強化、さらに補給用のドロップタンクを装備。
ドムよりも長時間運用可能。
また防塵処理と通信能力の向上などシリーズの集大成とも言えるアップデートがされています。
1年戦争後は『機動戦士ガンダムZZ』や『機動戦士ガンダムUC』に登場する様にネオジオン軍の運用機となりました。
まとめ
「ドム」は1年戦争時にジオン公国軍の主力を担ったモビルスーツだと言えるでしょう。
劇中では新型として登場時には見せ場を作ったもの量産機となって以降はほぼ見せ場はありませんでした。
「ドワッジ」は「ドムシリーズ」の最終進化型で最終決戦兵器と言われるも舞台が宇宙のため未登場。
実際に登場したのはシリーズ第3作の「機動戦士ガンダムZZ」での事です。