スマートフォンに関係する言葉として「白ロム」と「SIMフリー」があります。
2つの言葉はそれぞれ何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「白ロム」と「SIMフリー」の違いを解説します。
「白ロム」とは?
「白ロム」とは、「SIMカードがセットされていない状態の端末」を指す言葉です。
「白ロム」の使い方
スマートフォンは端末本体にキャリアとの契約情報が記録されたSIMカードをセットして使用します。
SIMカードは電話番号ごとに発行される契約情報そのものです。
端末本体にSIMカードをセットすることで初めて個人の電話番号に対応したスマートフォンとして利用可能になります。
SIMカードがセットされていない空っぽの状態のスマートフォンを指す言葉が「白ロム」です。
主に中古スマホ業界で使用される言葉で「白ロム」を購入し契約済みのSIMカードをセットすることで電話番号に対応した端末として使えます。
「SIMフリー」とは?
「SIMフリー」とは、「どのキャリアのSIMカードでも使えるSIMロックがかかっていない端末」を意味する言葉です。
「SIMフリー」の使い方
キャリアが販売するスマートフォンにはそのキャリアのSIMカード以外は使えないようロックがかけられています。
このようなキャリア制限がかけられておらずどのキャリアのSIMカードでも利用可能な状態を「SIMフリー」といいます。
現在はどのキャリアの端末でも手続きすればSIMのロックを解除して「SIMフリー」化することが可能です。
「白ロム」と「SIMフリー」の違い
「白ロム」と「SIMフリー」の違いは「基準」です。
端末にSIMカードがセットされているかどうかを基準にするのが「白ロム」で、使えるSIMカードのキャリアに制限があるかどうかを基準にするのが「SIMフリー」という違いで区別されます。
「白ロム」の例文
・『中古の白ロムを購入する』
・『未使用なので白ロムでも新品同然だ』
「SIMフリー」の例文
・『SIMフリー端末を選ぶ』
・『ロックを解除してSIMフリー化した』
まとめ
「白ロム」と「SIMフリー」はスマホの買い替えに関わってくる言葉です。
言葉の意味を正しく理解し端末選びの参考にしてください。