「ミーティング」と「ウェビナー」はそれぞれどのような行為を表す言葉で何を基準に区別しているのでしょうか。
今回は、「ミーティング」と「ウェビナー」の違いを解説します。
「ミーティング」とは?
「ミーティング」とは、「あるテーマについて関係者が顔を合わせて話し合う集まり」を意味する言葉です。
「ミーティング」の使い方
特定の事柄に関わりを持つ関係者や参加者など多くの人が1つの場所に集まって顔を合わせ話し合う集まりを指します。
問題を解決するため意見を出し合ったりより良い結果を求めて提案したりなど話し合いの内容自体に特に決まりはなく、参加者同士がお互いに顔を合わせて実施される話し合い全般を指して「ミーティング」と呼んでいます。
「ウェビナー」とは?
「ウェビナー」とは、「Web上で開催されるセミナー」のことです。
「ウェビナー」の使い方
特定のテーマについて知識が豊富な有識者や専門家を招き解説や説明を聞く集まりのことを「セミナー」といいます。
本来は研究目的で行われる少人数での討論を表す言葉ですが一般的には講演会や説明会に近い形式の集まりを指す言葉として使われています。
会場に人を招いて行う従来型のセミナーではなくWeb上で行われる新しい形のセミナーを表す言葉が「ウェビナー」です。
参加者はビデオ会議システムを利用してWeb上の集まりに参加し専門家の話を聞きます。
「Web」と「Seminar」を合わせてできた造語です。
「ミーティング」と「ウェビナー」の違い
「ミーティング」と「ウェビナー」の違いは「開催形式」と「参加者の関わり方」です。
「ミーティング」は特定の場所に集まり顔を合わせて開かれる集会のほかオンラインで開かれるネット会合などさまざまな集まりを指す対し「ウェビナー」はWeb上で開催される集まりのみで現場に足を運ぶ参加型のセミナーは含みません。
「ミーティング」は基本的に参加者全てが同じ立場で自由に意見を発し議論しますが「ウェビナー」はメインに当たる講師の話を聞くスタイルで質疑応答などはあるものの全体的に先生と生徒のような関わり方で進められます。
「ミーティング」の例文
・『ミーティングが始まる』
・『試合前のミーティングは重要だ』
「ウェビナー」の例文
・『初めてウェビナーに参加する』
・『ウェビナーなら自宅からでも気軽に参加できる』
まとめ
「ミーティング」と「ウェビナー」では集まりとしての目的もスタイルも全く違います。
違いを正しく理解し言葉を使い分けてください。