「バッタモン」と「パチモン」の違いとは?分かりやすく解釈

「バッタモン」と「パチモン」の違いとは?違い

この記事では、「バッタモン」「パチモン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「バッタモン」とは?

「バッタモン」の意味は以下の通りです。

1つ目は、「露店で極端な安価で売られている商品のこと」という意味です。

2つ目は、「正規のルートで仕入れていないブランド品」という意味です。

3つ目は転じて「ブランド品の偽物」という意味です。


「バッタモン」の言葉の使い方

「バッタモン」は名詞として「バッタモンを手に入れる」などと使われます。

語源は「不況でバタバタと倒産した商店の品物を、一括で買いたたく業者のことを「バッタ屋」と呼び、「バッタ屋が売る物」という意味で「バッタ物」、転じて「バッタモン」と呼ばれる様になりました。

基本的に、一括で大量に仕入れて極端な安価で売られてい商品に使われる言葉ですが、転じて「偽物」という意味でも使われる様になっています。


「パチモン」とは?

「パチモン」とは、「ブランド品や人気商品などの偽物」という意味です。

人気のブランド品を模倣して作り、買い手がだまされて購入することを意図して作られた物のことです。

「パチモン」の言葉の使い方

「パチモン」は名詞として「パチモンを掴まされる」などと使われます。

語源は、関西で「盗む」という意味の「ぱちる」という言葉です。

「高級ブランド品のデザインや機能を盗んだ品物」という意味で「パチった品物」から転じて「パチモン」と呼ばれる様になりました。

基本的に、買い手をだまして売る目的で作られた、高級ブランド品の偽物に使われる言葉です。

「バッタモン」と「パチモン」の違い

「バッタモン」「一括で大量に仕入れて極端な安価で売られてい商品」、転じて「偽物」という意味でも使われます。

「パチモン」「買い手をだまして売る目的で作られた、高級ブランド品の偽物」です。

まとめ

今回は「バッタモン」「パチモン」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

違い
違い比較辞典