この記事では、「ティッシュ」と「ティシュー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ティッシュ」とは?
ティッシュとはティッシュペーパーのことで、汚れを拭き取ったり鼻をかんだりする薄くて柔らかい紙のことをいいます。
箱に入っているものはボックスティッシュで、小さいビニール袋に入っている携帯用のものはポケットティッシュと呼ばれています。
ドラッグストアやスーパーマーケット等で販売されており、手軽に購入できます。
ティッシュはアメリカにあるキンバリー・クラークという会社が開発したもので、使い捨てできるハンカチとして販売がスタートしました。
日本では、1963年にキンバリー・クラークの合弁会社である十篠キンバリーから発売されています。
「ティシュー」とは?
ティシューとはティッシュペーパーのことです。
英語の「tissue」を日本語読みした言葉になります。
日本ではティッシュと呼ばれることが多いですが、英語の発音に近いのはティシューの方になります。
製紙業界では、ティシューを使うことが多いです。
「tissue」の語源は古いフランス語とされており、「織物」や「薄い紙」といった意味があります。
英語で「tissue paper」というと日本人がイメージするティッシュペーパーではなく、半透明の薄い紙を指してしまいます。
「ティッシュ」と「ティシュー」の違い
ティッシュもティシューも英語の「tissue」を日本語読みした言葉です。
発音が違うだけなので、同じものを指しています。
英語の発音に近いのはティシューの方ですが、日本ではティッシュと言う呼び方の方が広く浸透しています。
ただし、日本で販売されているティッシュペーパーの中には、ティシューと表記されているものもあります。
まとめ
ティッシュとティシューは発音が違うだけで同じものを指しています。
日本ではティッシュと呼ぶことが多いですが、英語の発音に近いのはティシューの方です。