この記事では、「サルタナレーズン」と「カリフォルニアレーズン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サルタナレーズン」とは?
ぶどうを乾燥させた食品のことです。
主な産地はオーストラリアです。
レーズンに使用されるぶどうは緑色をしています。
乾燥させることでメイラード反応が起こり、茶色っぽい色へと変化をします。
メイラード反応とは、糖とタンパク質が結びつき、褐色に変化する反応のことです。
ホットケーキを焼くと茶色くなるのも、メイラード反応が関係しています。
このレーズンは乾燥期間が短いため、やや明るさのある色をしています。
レーズンに使用されるぶどうの品種はいくつかありますが、トンプソンシードレスを使用しています。
種のない品種で、皮が薄いことが特徴です。
「カリフォルニアレーズン」とは?
ぶどうを乾燥させた食品のことです。
産地はカリフォルニアです。
この産地での生産量は世界の40%といわれています。
使用しているぶどうの品種は主にトンプソンシードレスです。
産地がどこかを意味するもので、トンプソンシードレス以外のぶどうも使われています。
2〜8週間ほどしっかりと天日乾燥させることで、ぎゅっと甘さが凝縮され、濃い茶色っぽい色をしています。
しっかりとした甘さを感じられるレーズンです。
そのまま食べる他、パンや菓子に練りこんだり、サラダや混ぜご飯などにしたりして食べられています。
「サルタナレーズン」と「カリフォルニアレーズン」の違い
「サルタナレーズン」と「カリフォルニアレーズン」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもトンプソンシードレスという品種が使われることが多いです。
後者はカリフォルニアを産地とするレーズンをいいます。
2つを比べると前者の方が色が明るいです。
後者はしっかりと天日乾燥させられており、甘みがぎゅっと凝縮しています。
まとめ
産地、色、甘みの強さなどに違いがあります。