この記事では、「which」と「what」の違いを分かりやすく説明していきます。
「which」とは?
“which”は「どちら」や「どれ」、「どの人」などの意味を含める英語です。
「which」の使い方
“which”は疑問詞や代名詞や形容詞として使われています。
「what」とは?
“what”は「何」や「どんなもの」、「どれほど」、「何者」、「どんな人」など多くの意味を含める英語です。
「what」の使い方
“what”は主に疑問詞や関係代名詞として使われています。
「which」と「what」の違い
“which”と“what”にはどちらも疑問詞としての用法が含まれています。
選択肢が限定されている中から「どれ」と選択を尋ねるときには“which”が用いられ、選択肢が限定されていない状態で「どれ」と選択を尋ねるときには“what”が用いられます。
したがって、「上りと下りどっちの電車に乗ればいいですか?」と尋ねる場合、電車の選択肢は上りか下りかの2択に限られているので、“which”を用いるのが適切と言えるでしょう。
一方、「どの電車に乗ればいいですか?」と尋ねる場合、電車の選択肢は明確に限定されていないので、“what”を用いるのが適切と言えます。
ただし、この使い分けはあくまで原則的なものでり、日常会話などでは選択肢が限定されているときに“what”が用いられるケースも多いようです。
「which」の例文
・“which of the two computers would you recommend?”(2つのうち、どちらのパソコンがオススメですか?)
「what」の例文
・“what computers would you recommend?”(どのパソコンがオススメですか?)
まとめ
選択肢が限られている状態で「どれか」を尋ねる場合は“which”、選択肢が限られていない状態で「どれか」を尋ねる場合は“what”を用いるということでした。