「凸レンズ」以上に様々な意味合いで使われる「虫眼鏡」?
この記事では、「虫眼鏡」と「凸レンズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「虫眼鏡」とは?
小学校の理科の授業ではお馴染みのアイテムだと言っていいでしょう。
凸レンズにフレームと持ち手をつけて利便性を高めたものです。
「コナン・ドイル」氏の著作『シャーロック・ホームズ』シリーズでホームズが犯人の手がかりを求めて虫眼鏡を使う描写から広まり、現代ではパソコンやスマートフォンの拡大を示すアイコンとしても使われます。
文脈によっては拡大する・調べるの意味合いを多々持つと言ってもいいでしょう。
「凸レンズ」とは?
レンズの形の名称になります。
「凹レンズ」とは対の存在だと言っていいでしょう。
レンズの片面、もしくは両面が膨らみを持たせた凸状のレンズを指し、それを前提条件として焦点距離が正なものになります。
虫眼鏡を連想しがちですが、遠視矯正や老眼用の掛けメガネに使われます。
「虫眼鏡」と「凸レンズ」の違い
「虫眼鏡」と「凸レンズ」の違いを、分かりやすく解説します。
端的に言ってしまえば、「凸レンズ」に使いやすさを付与して持ち手を加えたのが虫眼鏡だと言っていいでしょう。
ただし「虫眼鏡」と「凸レンズ」が果たす役割はほぼ同一。
そのため相互に虫眼鏡、凸レンズと話言葉で言ってしまう教職員は多いかもしれません。
また前者は現代用語における口語として「調べる」や「拡大する」の意味合いを持つ時もあります。
推理小説で探偵が持つ事で知られており、それから発展。
パソコンやスマホのOSでは拡大のアイコンとして使われてもいるのは既知の通りでしょう。
まとめ
「虫眼鏡」は「凸レンズ」にフレームと持ち手をつけて拡大鏡としての役割と集光器としての役割を持たせたものです。
低学年の小学校の理科の授業の定番道具の1つだと言えるでしょう。
また19世紀の推理小説家「コナンドイル」氏の『シャーロック・ホームズ』が犯人の手がかりを調べるべく「虫眼鏡」を拡大鏡として使った事でも有名です。
これが発展し口語や文脈によっては「調べる」「拡大する」の意味合いを持つ事にもなっています。
パソコン等で検索や拡大のアイコンとして使われているのは既知の事実でしょう。
一方で「凸レンズ」は拡大や集光器としての役割に使われる一方で遠視矯正用レンズや老眼鏡の掛け眼鏡としても用いられます。