キラーコンテンツとして社運を賭けた1本!?この記事では、「マリオカート8」と「マリオカート8デラックス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マリオカート8」とは?
言わずとしれた『マリオカート』シリーズの第8作であり、2014年5月29日発売。
据え置きハードの『Wii U』専用ゲームでした。
前作で導入された要素に加えて反重力の概念が導入され、より3次元を意識したゲームになっています。
またハードの特徴を活かした『Wii U GamePad』のみでの対戦可能。
携帯機的に遊んだ経験がある人にはデラックスの操作も比較的すんなり馴染めたのではないでしょうか。
「マリオカート8デラックス」とは?
2017年4月28日、ゴールデンウィーク商戦に投入されたソフトであり、同年3月3日販売開始されたばかりの『Nintendo Switch』用のキラーコンテンツとして登場しました。
当時の背景として『Nintendo Switch』は期待薄の商品。
このため任天堂は株価が下落する状況に陥ります。
前評判は覆すために人気ソフトに付加要素を加えて発売したのが、本商品だと言っていいでしょう。
「マリオカート8」と「マリオカート8デラックス」の違い
「マリオカート8」と「マリオカート8デラックス」の違いを、分かりやすく解説します。
「マリオカート8」は『Wii U』で発売されており、対応ハードが不人気だった事もあり出荷数は伸び悩んだと言っていいでしょう。
それでも『Wii U GamePad』を使用してテレビが無くても遊べるため、次世代ハード『Nintendo Switch』への鎹とも言えるゲームだったのは間違いありません。
「マリオカート8デラックス」の発売前はは『Nintendo Switch』の前評判も芳しくありませんでした。
そのため『Nintendo Switch』の売上対策、新要素を多数盛り込んだキラーコンテンツとして満を持して送り込んだゲームだと言っていいでしょう。
新要素、新キャラ、各種要素の厳選復活などが施されています。
また『Nintendo Switch』の初動売上が予測を上回った事により、本ソフトも好調な売上を推移、課金コンテンツの充実等で長く遊べるゲームになったのは間違いありません。
まとめ
「マリオカート8」は据え置きゲームハード『Wii U』専用ソフトでしたが、ハード自体の売上が悪く、国内では128万本を売り上げましたが、セールス的に成功したとは言えません。
「マリオカート8デラックス」はそれから3年後『Nintendo Switch』発売開始直後のゴールデンウィーク商戦に投下されたものです。
「マリオカート8」を完全再収録したうえで、新キャラ、コースなどを含めた新要素やリバイバル要素を盛り込んだものです。
『Nintendo Switch』の初動売上が大幅に上方修正されましたが、当初の評判は芳しいものではありませんでした。
このためキラーコンテンツとして当初から計画されていたのは間違いないところでしょう。