この記事では、「ダバリア」と「トキワシノブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ダバリア」とは?
「ダバリア」はシノブ科シノブ属(ダバリア属)に分類されている常緑性の着生植物で、シダ類の仲間です。
ダバリア属はおよそ35種あります。
通常「ダバリア」と呼ばれているものは、「ダバリア・トリコマノイデス」を指していることが多いようです。
原産はマレーシアです。
「ダバリア」の根茎は、枝分かれしながら地上を這って成長していきます。
「ダバリア」の別称には、「ラビットフット」などがあります。
また、「ダバリア」の英語表記は「Davallia」になります。
「トキワシノブ」とは?
「トキワシノブ(常磐忍)」はシノブ科キクシノブ属に属しているシダの一種で、着生植物です。
中国南部が原産です。
「トキワシノブ」の葉は、やや濃い緑色で、三角形をしています。
白い根茎がぐるぐると巻かれていく特徴があります。
「トキワシノブ」は「シノブ」と呼ばれることもあります。
また、「トキワシノブ」には、「石化シノブ」、「ネコノデ」などの別名があります。
さらに、「トキワシノブ」は英語で「Bear’s Foot」と表記します。
「ダバリア」と「トキワシノブ」の違い
「ダバリア」と「トキワシノブ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ダバリア」はシノブ属ですが、「トキワシノブ」はキクシノブ属です。
また、「ダバリア」と「トキワシノブ」の根茎の成長の仕方が異なります。
「ダバリア」と「トキワシノブ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「ダバリア」や「トキワシノブ」は「シノブ」と呼ばれることがあります。
「シノブ」は日本原産で、葉は紅葉し、落葉します。
これらの点が「ダバリア」や「トキワシノブ」と異なります。
今回は「ダバリア」と「トキワシノブ」の意味や違いなどについて述べてきました。
「ダバリア」と「トキワシノブ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。