この記事では、「オリーブオイル」と「こめ油」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オリーブオイル」とは?
オリーブオイルとは、オリーブの果実から採油されたオイルのことをいいます。
イタリアやスペイン、ギリシャなど地中海に面した地域でよく使われているオイルです。
日本でもスーパーマーケット等で販売されており、手軽に購入することができます。
パンにつけて食べたり、サラダのドレッシングにしたりして食べます。
また、パスタ料理のソースやアヒージョ、バーニャカウダ等にも用いられています。
オリーブオイルには不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、健康に良いとして人気です。
「こめ油」とは?
こめ油とは、米ぬかから抽出される油のことをいいます。
日本では米を主食としているので、全国各地で製造されています。
こめ油は大豆油や菜種油に比べると精製するのに手間がかかるので、大豆油や菜種油よりも価格は割高になります。
しかし、こめ油には不飽和脂肪酸が豊富に含まれていて、健康に良いとして注目されています。
米ぬかから作られますが、米の風味などは残っていません。
「オリーブオイル」と「こめ油」の違い
オリーブオイルもこめ油も植物由来の油ですが、原料には違いがあります。
オリーブオイルはオリーブの果実から作られる油で、こめ油は米ぬかから作られます。
オリーブオイルはスペインやイタリアなど地中海周辺の国で作られており、日本で流通しているものは海外からの輸入品が大半です。
こめ油は日本人の主食である米を精製する際に出る米ぬかから作られるため、そのほとんどは国産になります。
どちらも健康に良い油ですが、オリーブオイルには独特の風味や香りがあります。
イタリア料理やスペイン料理などによく使われます。
こめ油はくせのない油なので、どんな料理にも合わせやすいのが特徴です。
まとめ
オリーブオイルには特有の風味や香りがありますが、こめ油はくせのない油です。