この記事では、「一蘭」と「一風堂」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一蘭」とは?
一蘭とは、とんこつラーメンの本場である福岡で生まれたラーメンチェーン店です。
1960年にラーメンの屋台として創業しました。
赤いタレをラーメンの真ん中に浮かせるお店も多いですが、これは一蘭が始めたといわれています。
唐辛子ベースになっており、30種類以上の材料を調合して作る秘伝のタレです。
一蘭では100%豚の骨から抽出して天然のとんこつスープを使用しています。
また、関東や東北、北海道などにも店舗を展開しており、カップ麺や袋麺も手掛けています。
「一風堂」とは?
一風堂も福岡発祥のとんこつラーメンチェーン店で、正式には博多一風堂といいます。
1985年に福岡でお店を開店しました。
当時はラーメン店というと男性ばかりが利用するお店でしたが、一風堂はお洒落な雰囲気で女性でも入りやすいお店として人気になります。
とんこつスープも臭みがなく、食べやすいのが特徴です。
一風堂のラーメンには、白丸元味と赤丸新味があります。
白丸と赤丸と呼ばれ親しまれています。
白丸元味は創業時から続く正統派のとんこつラーメンで、赤丸新味は辛みそを加えたピリ辛のラーメンです。
一風堂は海外にも積極的に進出しており、世界的に知られたラーメンチェーン店になります。
「一蘭」と「一風堂」の違い
一蘭も一風堂も福岡発祥のとんこつラーメンチェーン店です。
一蘭の看板メニューは「天然とんこつラーメン」で、赤い秘伝のタレがかかっています。
一風堂の看板メニューは2つあり、「白丸元味」と「赤丸新味」の2種類です。
白丸元味はとんこつラーメンで、赤丸新味はピリ辛のとんこつラーメンになります。
一蘭と一風堂はどちらもとんこつラーメンを提供していますが、スープの味や麺、トッピングの具材などは違っています。
まとめ
赤い秘伝のタレがかかっているとんこつラーメンが一蘭で、白丸元味と赤丸新味の2種類のラーメンがあるのが一風堂です。