この記事では、「チェリモヤ」と「アテモヤ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チェリモヤ」とは?
「チェリモヤ」とは、バンレイシ科バンレイシ属に分類されている半落葉性の低木〜小高木の一種や、その果実のことを表しています。
原産は南アメリカのペルーや、エクアドルのアンデス山脈地方です。
「チェリモヤ」の樹高は3m〜10mくらいあります。
「チェリモヤ」の花は6弁花で、外花弁が黄色、内花弁が桃色で芳香があります。
「チェリモヤ」の果実は、球形やハート形をしています。
果実は緑色で、収穫後に追熟して黄緑色、または薄茶緑色になります。
果肉は白く、クリーミーで甘いのが特徴です。
「チェリモヤ」は「アンデスのシャーベット」とも呼ばれています。
また、「チェリモヤ」は「世界三大美果」と言われています。
「アテモヤ」とは?
「アテモヤ」とは、バンレイシ科バンレイシ属に属しているいる半落葉性の低木〜小高木の一種、またはその果実のことを言います。
「アテモヤ」は「バンレイシ」と「チェリモヤ」の交雑品種で、アメリカフロリダ州で誕生しました。
「アテモヤ」の果実はハート形をして、収穫後に追熟させます。
果肉は熟すと乳白色になり、甘みが強く、クリーミーでヨーグルトのような酸味があります。
そして、「アテモヤ」は「森のヨーグルト」とも言われています。
「チェリモヤ」と「アテモヤ」の違い
「チェリモヤ」と「アテモヤ」の違いを、分かりやすく解説します。
「アテモヤ」は「チェリモヤ」と「バンレイシ」を掛け合わせてできた栽培品種です。
そのため、「チェリモヤ」は「アテモヤ」の親になります。
「チェリモヤ」と「アテモヤ」にはこのような違いがあります。
まとめ
「チェリモヤ」の別称には、「カスタードアップル」、「チェリモア」があります。
また、「チェリモヤ」の英語表記は「custard apple」、「cherimoya」になります。
そして、「アテモヤ」は英語で「atemoya」と表記します。
今回は「チェリモヤ」と「アテモヤ」の意味や違いなどについて述べてきました。
「チェリモヤ」と「アテモヤ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。