この記事では、「沐浴」と「入浴」の違いを分かりやすく説明していきます。
「沐浴」とは?
「沐浴」は「もくよく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「っ宗教的な意味合いで髪や身体を洗い、身を清めること」という意味です。
2つ目は、「赤ちゃんの身体を洗うこと」という意味です。
3つ目は「恩恵などを受けること」という意味です。
「沐浴」の言葉の使い方
「沐浴」は名詞として「沐浴する・した」「沐浴させる」「斎戒沐浴」などと使われます。
「沐」は「髪をあらう」「めぐみを受ける」という意味、「浴」は「あ(びる)」とも読み「水や湯などにからだをひたす」「ありがたいことを身に受ける」という意味、「沐浴」で「水や湯などで髪やからだを洗うこと」になります。
基本的に、水や湯で宗教的に身を清めたり、免疫力の低い赤ちゃんの身体を洗って清潔にすることに使われる言葉です。
「入浴」とは?
「入浴」は「にゅうよく」と読みます。
意味は「お風呂に入ること」です。
お風呂に入って身体を洗ったり、湯船に浸かることの総称です。
「入浴」の言葉の使い方
「入浴」は名詞として「入浴する・した」「入浴剤」などと使われます。
「入」は「はい(る)」とも読み「ある区域や範囲の中にはいる」という意味、「浴」は「水や湯などにからだをひたす」という意味、「入浴」で「お風呂に入って湯にからだをひたすこと」になります。
「沐浴」と「入浴」の違い
「沐浴」は「水や湯で宗教的に身を清めること」「免疫力の低い赤ちゃんの身体を洗って清潔にすること」です。
「入浴」は「お風呂に入って身体を洗ったり、湯船に浸かること」です。
「沐浴」の例文
「沐浴」の例文は以下の通りです。
・『神聖な儀式の前に斎戒沐浴する』
・『赤ちゃんを沐浴させる』
「入浴」の例文
「入浴」の例文は以下の通りです。
・『毎晩寝る前に入浴する』
・『入浴中に足をマッサージする』
まとめ
今回は「沐浴」と「入浴」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。