この記事では、「時々」と「一時」の違いを分かりやすく説明していきます。
「時々」とは?
「時々」は「ときどき」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「その時節」という意味です。
2つ目は「ある時間をおいて繰り返される様子」という意味です。
3つ目は「たまに繰り返される様子」という意味です。
「時々」の言葉の使い方
「時々」は名詞として「時々の景色」などと使われたり、副詞として「時々現れる」「晴れ時々曇り」などと使われます。
基本的に、日常ではある現象が断続的に繰り返されることに使われますが、気象用語では「ある現象が断続的に生じ、その期間が予報期間の1/2未満の場合」に使われます。
「一時」とは?
「一時」は「いちじ・いっとき・ひととき」と読みますが、「いちじ」と読む場合の意味は以下の通りです。
1つ目は「ある時刻の名称」という意味です。
2つ目は「ある短い時間」という意味です。
3つ目は「過去のある短い時間」という意味です。
4つ目は「その場限り」という意味です。
5つ目は「その場で終わらせること」という意味です。
「一時」の言葉の使い方
「一時」は名詞・副詞として「一時の気の迷い」「曇り一時雨」「一時的」などと使われます。
基本的に、日常ではある現象が短時間に連続して生じることに使われますが、気象用語では「ある現象が連続して生じ、その期間が予報期間の1/4未満の場合」に使われます。
「時々」と「一時」の違い
「時々」は「ある現象が断続的に繰り返されること」です。
「一時」は「ある現象が短時間に連続して生じること」です。
「時々」の例文
「時々」の例文は以下の通りです。
・『晴れ時々雨という予報が出る』
・『時々無性に甘いものが食べたくなる』
「一時」の例文
「一時」の例文は以下の通りです。
・『彼女の趣味は一時の気まぐれだ』
・『交差点で一時停止を怠る』
まとめ
今回は「時々」と「一時」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。