初めて「ギャル」という言葉を聞いたのは、歌手の沢田研二が1979年に出した「OH! ギャル」という歌でしたが、その後この「ギャル」という言葉は元々の意味とはかけ離れたものになっています。
それでは、この「ギャル」とはどういう意味でしょうか。
また、「ヤンキー」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ギャル」と「ヤンキー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ギャル」とは?
「ギャル」とは、今では独特の服装やメイク、ヘアスタイルなどが特徴的な派手な見た目が特徴の若い女性のことを言います。
もともと「ギャル」というのは「girl」のスラングであり、元気な女性のことを表す言葉でしたが、その後前述のような用法にシフトしました。
「ヤンキー」とは?
「ヤンキー」とは、以前は「不良」と呼ばれていた若い人たちの一部を指す言葉として使われているもので、男女両方に対して使われます。
元々はアメリカ人のことを表す俗語でしたが、大阪のアメリカ村あたりに集まっていた人たちのことを「ヤンキー」と呼んだことをからこのような使い方になりました。
「ギャル」と「ヤンキー」の違い
「ギャル」と「ヤンキー」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、特殊な見た目や行動の若い人であることは同じですが、そもそも違うタイプです。
最も大きな違いは見た目で、「ギャル」が明るい髪の毛、真っ黒か真っ白の肌に派手な化粧、露出の高いかわいめの服が特徴であるのに対して、「ヤンキー」は、化粧が艶なのは同じですが、髪色にはこだわらず、ジャージなどの動きやすいものとサンダルを履いています。
また、仲間と楽しく遊ぶことが好きな「ギャル」に対して、「ヤンキー」は男性も含めたグループで、車やバイクに乗って遊びに行きます。
まとめ
この記事では、「ギャル」と「ヤンキー」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、特殊なタイプの人たちですが、現在では普通にどこでも出会うことができる日本の文化のひとつとも言えるでしょう。