この記事では、「アイスバーグ」と「つるアイスバーグ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アイスバーグ」とは?
アイスバーグとはバラの園芸品種の1つで、白バラの名花として知られています。
木立性で、半八重の白い清楚な花を咲かせます。
花の大きさは8cm程で、1株に沢山の花が咲きます。
うつむき加減に咲くことが多いです。
アイスバーグは1983年に開催された世界バラ会議で、殿堂入りを果たしました。
バラの中ではフロリバンダ系の品種になります。
アイスバーグは、英語で氷山を意味する「Iceberg」をそのまま日本語にした言葉です。
アイスバーグが誕生したのはドイツで、ドイツ語ではシュネーヴィッチェンといいます。
シュネーヴィッチェンは、白雪姫を表しています。
「つるアイスバーグ」とは?
つるアイスバーグとは、アイスバーグから枝代わりで生まれたつる性のアイスバーグをいいます。
つる性とは、枝がつる状に長く伸びるタイプのバラです。
枝が2m以上伸びるものをつる性と呼んでおり、バラのアーチを作ったり壁に這わせたりするのにも向いています。
日陰でも丈夫に育ち、病気にも強いという特徴があります。
「アイスバーグ」と「つるアイスバーグ」の違い
アイスバーグから枝替えによって誕生したのがつるアイスバーグです。
元々、同じバラなのでどちらも白く清楚な花を咲かせます。
アイスバーグとつるアイスバーグの違いは、木立性かつる性かにあります。
木立性なのがアイスバーグで、支えがなくても自立するタイプのバラです。
鉢植えにしたりガーデニング等で地面に植えたりすることもできます。
つるアイスバーグはつる性で、枝がつる状に伸びます。
そのためアーチに這わるのに向ています。
まとめ
アイスバーグから枝替えによって誕生したのがつるアイスバーグです。
木立性で自立しているのがアイスバーグで、つる性なのがつるアイスバーグになります。