この記事では、「春巻きの皮」と「餃子の皮」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「春巻きの皮」とは?
厚めに作られている「春巻きの皮」【はるまきのかわ】は、中に野菜や春雨を炒めた具材を入れて巻き、揚げても破けないよう厚めにできています。
加熱したとき、野菜から汁が出ても破けないようかためにできている皮には、海老チリやチーズといった液状のものを入れて油で揚げても破裂しにくいのが魅力です。
形は四方が同じ長さの正方形で、水で角を濡らせばぴたっとくっついて剥がれません。
大きめに作られているので、たっぷりの具を入れられるので食べ応えがあり、具材がたっぷりの大きな春巻きを作るのに適しています。
「餃子の皮」とは?
具を入れて端を水で付けて縫うようにくっつけていき、焼いて食べる餃子用に作られているのが「餃子の皮」【ぎょうざのかわ】です。
水を入れて蒸したり、焼いても破けず、しっかり焼けるよう厚めに作られています。
焼くだけでなく、スープ餃子にしたり、揚げ餃子といった料理にも適している皮です。
形は丸く、一口タイプの小さいものから、具をたっぷり入れて作り、2、3口で食べられる大きめの皮も揃います。
元々は中国の水餃子が元になっている皮であり、日本人向けに焼いて食べられるよう厚めに作っている皮です。
「春巻きの皮」と「餃子の皮」の違い
「春巻きの皮」と「餃子の皮」の違いを、分かりやすく解説します。
正方形で大きめに作られている「春巻きの皮」は、かたく、油で揚げても破裂したり、具が飛び出てしまう恐れがありません。
色はきつね色になるまで揚げればパリッとした食感になり、香ばしさの中にも甘さを感じられる皮になります。
原材料は小麦粉と強力粉をはじめ、塩や水を混ぜて、甘さが出るように糖類も含まれているのが特徴的です。
もう一方の「餃子の皮」は、強力粉と小麦粉、塩、水のみで「春巻きの皮」よりも厚めに丸く作られています。
まとめ
中華に使われている皮の種類を2つご紹介しました。
どちらも揚げるものとして使えますが、「餃子の皮」は焼く、水で茹でるのに適しているように、厚さが違うと覚えておくといいでしょう。